- Quality of Life - 前立腺 ダヴィンチ手術の顛末記

「入院からダヴィンチ手術、術後までの記録」全快御礼!

第十章・退院以降、正常復帰へ

前回の第九章までで、入院から手術が終わって退院するまでの経緯は終わりです。

その後の状況について下記にまとめておきます。順に書き足して行きました。

🔻 2020年4月15日が退院日。この時点で、#新型コロナ感染症 防止のための、緊急事態宣言が続いていました。そのような中で

  • 17日から在宅勤務(WFH)始めました。
  • 手術後の体調は万全で全く問題ありません
    が、一つ注意点があり、以下に書いておきます。
    その点、在宅勤務は術後の身には体の面で大いに助かります。ラッキーでした。

16日(木)出勤してシフト勤務に変えて時差で8時〜11時勤務。帰宅途中多摩川を見る。
この日は、4/6から10日ぶりにオフィスに出かけて、在宅勤務するためにノートPCなどを取りに行き、在宅勤務(WFH : Work From Home, テレワーク・リモートワーク)のための手続きを済ませました。

15日(水)退院までのTimeline

  • 9日〜14日術後の養生など。
  • 毎日3食の病院食で、体重1Kg減。(^^)
  • 8日(水)手術。午後に3時間(ダビンチ手術)。
  • 7日(火)入院。👉同日8日午前0時 緊急事態宣言

🌸4月初旬、通常出勤・勤務で昼休みは近所の六本木一丁目アークヒルズエリアからスペイン坂を散歩、花見と撮影散歩を楽しみました。

手術前には、万が一新型コロナに感染してしまったら、入院が取り消しになるので、そうなると次に、いつ入院と手術ができるか全く不透明でした。そのため周囲には分からぬよう、密かにコンディションに最新の注意を払っていました。びくびくです。

手術に至るまでの逆算メモ:

  • 3月24日手術前の麻酔医説明、執刀医術式説明。
  • 2月転院確定、更に検査など…4月手術確定。
  • 1月人間ドック、生検。2020年(令和2年)

🔻4/17 (金) 在宅勤務初日の夜、就寝時👇

「低気圧が来ると古傷が痛む」ということを人から聞く。
雨が降り出す前に、僕も本当にこの新傷が痛くなった。
術後9日目の新しい傷跡はまだ瘡蓋(かさぶた)状態だけど痛むんだ。これが消えて無くなるのか、この後もずっと付き合うことになるのか、まだ分からない。Quality of LIFE 改善の代償は払ってる。‬

🔻術後10日目の18日(土)
夜中にはたぶん三、四回トイレに立った。
立ち上がる際に閉めているつもりでも一瞬緩むと「滲む」感覚。
ほぼコントロールできているつもりだが、まだ改善の余地は大きい。

🤠4/18(土)Twitterにも投稿したもの:少し書き足して記録 👇

計画入院・手術成功裡に完了〜帰宅、
職場復帰在宅勤務開始を友人知人へグループ別連絡done.
職場へは16,17で退院報告をメール連絡、個人連絡ではfacebook投稿も活用。
交流範囲広く複数グループあり、反応さまざま。
メッセージ有り難く。いただく言葉がうれしい😊
忘れずに医療従事者の安全を祈願
#StayHome  #StayHomeSaveLives

🔻4/20(月):

入院から13日、退院して5日目:4/20(月) の時点。
体温は毎回36度台で安定。血圧も昨日夕食後に測ったら
上は112、下は66で極めて良好、正常値でした。
一つ気になったと言うか、意外だったのは、体重。退院直後に37Kgを切っていたが、昨夜は36Kg、一昨日の夜は35.6Kgと出て少し驚いた。良いことではあるが切除部分の重さは1Kg程度もあるのだろうか。そして…

肝心の排尿について現状は以下の通りです。 👇

術後11日目(日)〜12日目(月) :課題の浮き彫り

日曜に天気晴れの中、2時間くらい多摩川方面と二子新地を自由散歩。
歩いていると括約筋を閉め続けられないためか、微量ながら割と数回にわたり、
ごく軽いが 尿漏れが起きること;これが新たな発見です。

その晩は、運動の成果で割と深く眠れました。
早めの時間にシャワーを浴び、10時前に就寝。
睡眠中は、11:30頃の後、2時、4時、6時、と合計4回、
目が覚めたときに必ずトイレに立つ。
毎回括約筋を意識して、下半身への振動などの動きを慎重に行い、
一度も尿漏れはなく。トイレで排尿が正常にできることを確認。
毎回、量はさほど多くなく、100ccくらいと思う。
最初2回くらいの後は、横になると腹筋もしくは傷口付近が痛む感覚を覚えた。
右を下にしている時。しかし朝6時の時は痛まない。今は左を下にして寝ている。

退院15日の午後には職場に電話を3本かけて会話。
声がかすれてうまく出ない感覚を、自身が話す(声を出す)と感じ、
毎回相手にそう言うと、相手はいつもの声と変わらない、と言う。
術後の喉の痛みは無くなっていたが、声を長く出して発生して話すことが
久しぶりのための、体の一種の違和感だったか。やや不思議な感覚。
声帯よりも、肺が軽く声の発生で振動することを感じていた。

◉職場へ電話報告と相談の結果、翌日16日、朝から出勤することにした。
そしてその日は「時差勤務」8時~11時とした。ノートPCの持出し申請、
在宅勤務申請のやり方、そして割り当てられた相談2件を電話回答して、
帰宅。… 翌17日(金)から、在宅勤務 9時〜5時 を開始しました。

長時間の座りっぱなしは、肛門や尻のところの内臓側に違和感を感じる。
これは医師からも注意点として事前に言われており、余計に気になります。

2020/4/23 👉退院後、初の診察日を迎えて。
23日(木) で I教授先生の当番日である。晴天
ここまでの状態は、排便・排尿ともごくごく順調であること。

・前者は催す時の感覚に従来の手術前からは変化あり。
下腹部の痛みがより感じられること。ガスの出が前にも増してより頻繁であること。

・後者は1時間程度のインターバルでよく出る。場合により2時間の間隔を開けても
大丈夫。間隔を開けると溜まっていた量が勢いよく出るので、これは術前・従来と格段の違い。よって出す事での肉体的・精神的ストレスがなくなった。有難い。
その事で、安心。

ただし、場合により頻繁にトイレに立つこともあるが、
これはおいおい改善されるのではないかと思える。

就寝中の排尿後、また横になる場合は腹の傷口もしくは
腹筋辺りが痛むこと、などである。

さて9:22、9時半の予約なので、そろそろ呼ばれるだろう。
👉遅れ気味。10:00現在、前の前の診察中。
まぁ私の場合ほぼ完了が見えているから、
遅れても問題なく余裕で待ちましょう。

🔻

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‪さて、花の写真でもみて和もう。‬

f:id:andy-e49er:20200430114747j:image
‪#家にいよう #家にいましょう

現在(2020/4/23)、術後初診察予定日で。病院内待ち合い中。
この病院は、📟pager呼び出し方式。‬泌尿器科受付からは少し離れた場所、3人がけ椅子に1人で座ってます。静かです。午後は家に戻ってテレワーク。元気にしてます(^^)‬

🔺

(追伸)1週間後には激しい運動もOKと先生から言われ、手術結果を具体的にX線写真を使い教えてもらいました。現在体調もすこぶる良くて、安堵安心しています。

🔻2020/4/30 (木) 👉術後、22日目

お通じが無い日(月)があり(火)に2日分の排泄。
(水)日中、1万歩超歩いたところ今朝(木)は朝お通じがあった。
歩くこと=足腰の動作が大腸に作用するらしい。

かなりの距離と時間を歩くと、尿漏れが起きることと、
それを意識的に留めることが出来ないこと。
家で座る時間が長い場合、これは起きない。徒歩との関係がありそう。

傷口はまだ瘡蓋(かさぶた)のまま、それが取れてはこないが、
端っこは剥がれつつある。
・腹部の痛みは傷口より、直腸や排便前の感覚が顕著であること。
これはダビンチ手術前から、体に変化がある点です。

🔻2020/5/8 (金) 👉術後、31日目。1ヵ月が経ちました。

今日、在宅勤務後 5時から、1時間ほど散歩しました。
昨日までとは異なり、今日は歩いても尿漏れはほとんどありませんでした。
手術からほぼ1ヵ月が経ち安定しています。
傷口はかさぶたが取れて傷跡がむしろはっきり見えてきています。
右側2カ所、左側2カ所、真ん中はへそのすぐ上が1カ所、ここは
6センチ位の長さ。その斜め右側上に体液を抜いていた穴があります。
全部で六箇所の傷跡があります。

(恥ずかしながら)
今日から、ブリーフの下に付けていた尿漏れパッドをなくすことにしてみます。

 

🔻2020/6/13 (土) 👉術後、丸2ヵ月が過ぎました。

記録を付けるのを2週間くらいさぼりました。思い出しながら書きます。

WFH( Work from Home ) 期間中の5時過ぎ、散歩時につけていた
「尿漏れパッド」(大きさは2種類を使用)は、
術後2ヶ月満期を待たずに、不要となりました。

記憶では、

5月末で新型コロナ感染防止のための緊急事態宣言が全国で解除となり、その結果、職場の在宅勤務が終わりました。これで6月頭から都心まで電車通勤約40分、2路線乗継を再開しました。最初の2日はブリーフの下に小型の尿漏れパッドを装着して出勤。3日目からなくしました。2日間とも尿漏れはなし。

◎注意していることとしては「くしゃみ」あるいは突然の「咳」です。
横隔膜が大きく動いて下腹に力が入るのか、あるいは括約筋へ大きな振動が伝わり緩むせいなのか、詳しくは分かりませんが瞬間にほんのすこし「ちびる」感覚です。小さな子どものころそういうことがあったかもしれませんがもう覚えていない。
とにかく、下腹に振動が瞬間に加わるときだけ要注意です。
それでもわずかに漏れる(たぶん「滲み」「染み」ができる)程度ですので、実際には支障はありません。気分的なものとブリーフが局所的に冷たい点。まァ我慢できます。

あと特筆すべきは、「排便」です。
前立腺と言う体の中の臓器の「かたまり」がなくなり、
明らかに直腸・肛門付近が変わった感覚があります。
それで排便時に息む(ふんばる)と同時に尿も出ます。(※)

これはコントロールできていません。しかしきちんと出るので、その点は心配ご無用であり、問題は感じていません。丸2ヶ月を過ぎた現在は、毎朝定期的にお通じがあります。というのは、退院後の当初は2日に1回のみの時がかなり多かったことがあります。1日おきにまとめて出る形がたぶん2週間以上続いていました。その後、毎朝出る形に「復帰」して今では何ら問題はない感覚になっています。
上述の(※)…これは現時点でも同じです。特に気にはなりません。

1年後2021年令和3年の4月17日(土)

今は、完全に健康体になり、何の後遺症も残っていません。

夜・就寝時:冬の時期は寒いせいもあってなのか、手術前とほぼ同じで2~3時間おきにトイレに立ちました。春先になり気温があがると、今は4時間から6時間まで継続でまま寝ていられることがあるようになっています。
ただし日中は体を動かすせいなのか、今日(2021/4/17)定期検査に出かけ、CT検査のため、予め水を多めに飲んでいたら1時間程度でトイレ。そしてその後また15分後にもトイレ、という感じ。
出勤しての執務中:AMは1時間毎にトイレ、昼食後、午後は2~3時間おきへと伸びる、ということが、2020年秋以降ほぼ常態化していました。